「友のしるし」の歌詞 アンジェラ・アキ

「ガラスの向むこうに幸しあわせはある」と
あなたは額ひたいを窓まどに当あてて言いった

うつろな瞳ひとみよ 何人なんにんの人ひとに
愛あいを与あたえられ そして奪うばわれたの

帰かえる道みちを見失みうしなっても 嘘うそをつくのに疲つかれた日ひも
私わたしがいる ここにいるから

今いまは役やくに立たつ言葉ことばなど 何一なにひとつないけれど
心地ここちいい沈黙ちんもくをあげるから
今日きょうはこの腕うででこの胸むねで休やすめばいい 眠ねむればいい
答こたえじゃないけれど 友とものしるし

受話器じゅわきの向むこうで黙だまった私わたしに
あなたは一言ひとこと「大丈夫だいじょうぶ」と言いった

一時間後いちじかんごには私わたしの隣となりで
破やぶいた写真しゃしんにテープ貼はり付つけてた

「いつかは敗やぶれた恋愛れんあいに感謝かんしゃできる日ひが来くるはずだ
その時ときまで 私わたしがいるから」

季節きせつが巡めぐっている中なかで 好すきなもの好すきな人ひと
住すむ場所ばしょや恋人こいびとも変かわるけど
時間じかんが空あいてもかまわない 二人ふたりの会話かいわは途切とぎれない
愛あいに愛重あいかさねる 友とものしるし

季節きせつが巡めぐっている中なかで 好すきなもの好すきな人ひと
住すむ場所ばしょや恋人こいびとも変かわるけど
時間じかんが空あいてもかまわない 二人ふたりの会話かいわは途切とぎれない
愛あいに愛重あいかさねる 友とものしるし

この歌うたで伝つたえる 友とものしるし