「旅」の歌詞 ケツメイシ

俺おれたちは今いまこの場所ばしょから 走はしり出だすこの列車れっしゃの窓まどから
流ながれる景色けしきを見みてそれぞれに 思おもいが募つのる町まちが今日きょうの目的地もくてきち

今日きょうも俺おれたちの旅たびが始はじまる 感かんじる不安ふあんとたぎる期待きたいと
交差こうさする胸むねの中なかで 動うごき始はじめた今時いまときの中なかで
今いま 窓まどの外そとには流ながれる風景ふうけいに 酔よいながらそっと目めを閉とじかけ
拝啓はいけい 皆々様みなみなさま これから出会であう人々胸騒ひとびとむなさわぎな体験たいけんが待まってんだ
動うごき始はじめた列車れっしゃの中なかで すでに胸むねに熱あつく込こみ上あげる 胸むねにそっと手てを当あてる
感かんじる鼓動こどうとウラハラに列車れっしゃは勝手かってにどんどん走はしる
刻一刻こくいっこくと近ちかづく町まちへ 何なにかが待まってる あの町まちへ

手荷物一てにもつひとつ 遅刻ちこくしとく もう誰だれも居いねえ 一人ひとりもいいね
行いく先当さきあてなしだし 道みちあみ出だし この地ちに足あしつけて まずは歩あるこう
生いきてる見みてる感かんじてること それこそが俺おれの愛あいしてること
良心りょうしんから両親りょうしんにありがとうございます
底辺ていへんから頂点ちょうてんへ愛あいが灯ともすたいまつ
土地土地とちとちの音おとと風かぜに抱だかれ その土地土地とちとちの人ひとと出会であい分わかれ
今日きょうは何処行どこいこう そう とぼけていこう 片道かたみちだが また道引みちひき返かえそう
でも頂上ちょうじょうへ上昇じょうしょうする花火はなびだから 路上ろじょうで往生おうじょうするわけにいかん
昨日きのうが今日きょうへと変かわる瞬間しゅんかん 毎日大事旅まいにちだいじたびの始はじまりさ

俺おれたちは今いまこの場所ばしょから 走はしり出だすこの列車れっしゃの窓まどから
流ながれる景色けしきを見みてそれぞれに 思おもいが募つのる町まちが今日きょうの目的地もくてきち

都会とかいの雑踏ざっとうの中なか 来くる日ひも来くる日ひもいつものまま
目めの前まえの坂さかのぼり疲つかれたら たまに外そとにでも出掛でかけてみれば
今日きょうでも明日あすでも何時いつでもいい 思おもいたったなら一人ひとりでもいい
窓まどを流ながれる広ひろい景色けしき 吹ふき込こむ風かぜは気持きもちがいい
どこで降おりるか なにが起おこるか どこへ行いくか 誰だれに出会であうか
行いく先さき 先々さきざきわからない 行いく当あてもない 目的もくてきもない
列車れっしゃは作つくられたレール走はしる 人ひとは作つくり出だした道みちを選えらぶ
どこまでも続つづくこの旅路たびじ いつかたどり着つくあの町まちに

俺おれたちは今いまこの場所ばしょから 走はしり出だすこの列車れっしゃの窓まどから
流ながれる景色けしきを見みてそれぞれに 思おもいが募つのる町まちが今日きょうの目的地もくてきち

今日きょうの町まちは風かぜが気持きもちいいな ならば俺おれたちは風かぜのように今いま
準備じゅんびはいいか 行いくぞさあ聞ききな 音おとを感かんじな みんな みんな 騒さわぎな