「オフェリア」の歌詞 中森明菜

いい夢ゆめも悪わるい夢ゆめもいらない
目めを閉とじて羊数ひつじかぞえる
ひとの心こころが
わからないのと
わかりすぎてしまうのと
どちらが幸しあわせ
オフェリア 手てを伸のばして
そうよ窓まどの外そとは冷つめたい
痛いたみを感かんじられる
心こころだけが温あたたかい
Lady to be
誰だれもみな 薄氷うすごおりの上うえで
気付きづかずに息いきを止とめてる
サボテンみたいに
トゲを逆立さかだてる
傷きずつくのは怖こわいから
とても怖こわいから
オフェリア 大丈夫だいじょうぶよ
何なにも怯おびえることはないの
あなたも この私わたしも
ここにいていいのだから
Lady to be
(セリフ)
走はしることはできなくても
這はうことはできる
光ひかりは見みえなくても
闇やみなら見みえる
未来みらいは抱だけなくても
過去かこなら抱だける
声こえは聞きこえなくても
音おとは聞きける
人ひとには語かたれなくても
語かたれる物ものならある
泣なくことはできなくても
涙なみだは流ながせる
愛あいはつかめなくても
欲望よくぼうはつかめる
オフェリア 自分じぶんのこと
愛あいせる強つよさを身みにつけて
涙なみだの川かわに墜おちて
還かえらぬ人ひとにならないで
オフェリア 手てを伸のばして
そうよ窓まどの外そとは冷つめたい
痛いたみを感かんじられる
心こころだけが温あたたかい
Lady to be