「君と空」の歌詞 宮崎薫

すっかり曲まがってしまった私わたしのおへそ
治なおし方かたをねぇ、誰だれか教おしえてちょうだい

女心おんなごころは君きみが思おもっている以上いじょうに
複雑ふくざつで単純たんじゅんなのよ宇宙うちゅうなのよ

憂鬱ゆううつの数式すうしきを早はやく解といてよ
溜ため息いきじゃなく声こえが聞ききたいの
魔法まほうみたいに二人ふたりは消きえちゃうの?

昨日きのうは大好だいすきで青空あおぞら 今日きょうは大嫌だいきらいで曇くもり空ぞら
いつも私わたし、君きみと空そらに振ふり回まわされてきたみたい
明日あしたなんて毎回来まいかいくると思おもうなって本ほんに書かいてあった
もう、ダメなんだって そんな風ふうにふと思おもってた

君きみって人ひとは本当ほんとうに 糸いとの切きれた凧たこ
自由じゆうな様さまがむしろ 羨うらやましかった

すれ違ちがう雲くもに現在いまを重かさねた
溜ため息いきばかり しぼんでしまいそう
膨ふくれっ面つらのがずっとマシかな

昨日きのうは大好だいすきな青空あおぞら 今日きょうは大嫌だいきらいな曇くもり空ぞら
いつも我儘わがままでセンチな私わたしと能天気のうてんきな君きみ

明日あしたなんてもう来こないかもしれないよ...つまり...二人ふたり
そう、ダメなんだって思おもうほどまだ頑張がんばってないの

昨日きのうは大好だいすきな青空あおぞら 今日きょうは... まぁいいでしょ、曇くもり空ぞら
いつも同おなじ空そらはないの 変化へんかを楽たのしんでみたい
明日あしたなんて来こなきゃ誰だれもわからない...だから...つまり...私わたし
もうダメなんだってそう簡単かんたんには言いわないよ 言いわないよ