「少女」の歌詞 柴田淳

会あいたくて 会あいたくて…
再ふたたびあなたに 会あえる夢ゆめを見みてしまった

苦くるしくて 苦くるしくて…
違ちがう人生じんせいを 歩あゆみ続つづけてる今いまでは

想おもいさえ何なにもかも 伝つたえられなかった
確たしかにあの頃ころは 愛あいし合あっていたのに

あなたの声こえも そのまなざしも
忘わすれていないから あなたに会あいたい
あの頃ころの想おもいは今いまもまだ 終おわりを告つげていないの

切せつなくて 切せつなくて…
私わたしとよく似にた 誰だれかを愛あいしたあなた

哀かなしくて 哀かなしくて…
小ちいさな少女しょうじょの 想おもいは届とどいていたのね

戻もどりたいあの頃ころに そばにいられた日々ひび
たった一言ひとこと 「好すき。」と伝つたえていたなら…

あなたの笑えみも その優やさしさも
忘わすれてしまいたい 不幸ふこうすぎるのよ
あの時ときの二人ふたりはもう どこにもいないのだから

強つよく握にぎって伝つたえてきたこと
忘わすれてしまいたい その手てを放はなして
そこにいる誰だれかと私わたしを もう重かさねたりしないで

あなたの声こえも そのまなざしも
忘わすれはしないから 思おもい出でにしまうわ
私わたしの名前なまえを呼よんでいる 誰だれかのために
あなたのために
あの日ひの少女わたしのために