「ワルツ」の歌詞 研ナオコ

涙なみだも枯かれ果はてて
泣なけばもっと
みじめになる
気きが付つけば 強つよい女おんなに
なってしまった…
貴方あなたの替かえのシャツ
二人ふたりで買かったグラスも
使つかわれず 長ながい間あいだ
置おいてあるだけ…
ほっといて…お願ねがいだから
面倒めんどうな女おんなには
なりたかないわ
ふらり、ふらり
ふたりのワルツ
足あしがからんで
もう踊おどれない
淋さびしい三拍子さんびょうしじゃ辛つらい
ほっといて…
リズムを変かえて欲ほしい…
あの頃ころのふたりの写真しゃしん
引ひき伸のばして作つくった
カレンダー逢あった日ひには
しるしをつけてた…
少すこしずつ減へってゆく
かわりに電話でんわだけは
くれるけど話はなし方かたが
昔むかしと違ちがうの…
ほっといて…お願ねがいだから
嫌きらわれる女おんなには
なりたかないわ
ふたりを結むすんでいる糸いとが
まだ白しろい色いろしてるなら
私わたしの愛あいで赤あかく染そめる
ほっといて…
私わたしは迷まよってない

ふらり、ふらり
ふたりのワルツ
足あしがからんで
もう踊おどれない
淋さびしい三拍子さんびょうしじゃ辛つらい
ほっといて…
リズムを変かえて欲ほしい…
ふらり、ふらり
ふたりのワルツ
待まち疲つかれてもう踊おどれない
だれかと三拍子さんびょうしじゃ辛つらい
ほっといて…
相手あいてを変かえて欲ほしい…