「初恋の坂道」の歌詞 7!!

ふくらむスカートを 右手みぎてでおさえて
スピードを上あげてく二人乗ふたりのり
初恋はつこいの坂道さかみちを

君きみの肩かたのむこうから 今いま、夕暮ゆうぐれが来きたのさ
いつのまにこんな男おとこらしい背中せなかになってたの?

スピードを上あげて! ふたりの恋こい
いつか見みた町まちが茜色あかねいろに染そまっていく
ねえ、もしかして 今いま「好すきだ」って言いったの?
風かぜの音おとで聴きこえなかったよ

わたしもきっとあの頃ころより だいぶ大人おとなになったから
自然しぜんに君きみの背中せなかにつかまることができる
君きみと初はじめて出会であった小川おがわを渡わたる橋はしをすぎて
ふたりはまるでちいさな風かぜになったみたい

スピードを上あげて! ふたりの恋こい
今いままでのまわり道みちを無駄むだにしないように
ねえ、風かぜの匂においがなつかしいね
君きみも同おなじ気持きもちでいるかな

瞳ひとみとじれば
ちいさな頃ころのふたりが
夕暮ゆうぐれの空そらをほら 駆かけてゆく!

この次つぎのカーブを曲まがったら
ガードレールの向むこうに海うみが見みえてくる
ねえ、もしかして 今いま「好すきだ」って言いったの?
風かぜの音おとで聴きこえなかったよ
ねえ、もう一度言いちどいってみせてよ

初恋はつこいの坂道さかみちで