文字サイズ
よみがな
水割みずわりが くちびるに
みるよる
都会とかいより いろあせた
みなと似合にあ
おもいでを
りに いそふね
見送みおくれば あのころ
まぶたを よこぎる
ずべてを 白紙はくしにして
おまえをきしめたい
ふぞろいの (ふぞろいの)
人生じんせいを (人生じんせいを)
あのから
もどせたら

こいなんて
短篇小説たんぺんしょうせつだねと
かなに いつも
つぶやいてた おまえ
しあわせの かけらさえ
みせてやれず
意気いきがってきていた
無邪気むじゃき歳月としつき
いたい も一度いちどだけ
ごめんとわせてくれ
ふぞろいの (ふぞろいの)
人生じんせいが (人生じんせいが)
おともなく
なみださそ

すべてを 白紙はくしにして
おまえをきしめたい
ふぞろいの (ふぞろいの)
人生じんせいを (人生じんせいを)
あのから
もどせたら