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はないそぐまい
えてさかりのよいまで
ときがおまえをあか
めてらせるときまで
あめ季節きせつはずれの
かなしみをちつけながら
きみふるえて
唇血くちびるちのにじむほど
ひたすらみしめて
涙濡なみだぬらしてちる
あめがやがてはる
みやこあめるごとく
いましずかにとき

ゆめはいつのとお
あいはかなくもろく
とき残酷ざんこくほど
無情むじょうはやながれゆく
あめいとしいひと
きしめたちいさなかた
きみふるえて
唇血くちびるちのにじむほど
ひたすらみしめて
涙濡なみだぬらしてちる
あめがやがてはる
花降はなふおかねむるまで
いましずかにとき

あめ季節きせつはずれの
かなしみをちつけながら
きみふるえて
唇血くちびるちのにじむほど
ひたすらみしめて
涙濡なみだぬらしてちる
あめがやがてはる
みやこあめるごとく
いましずかにとき
みやこあめるごとく
いましずかにとき