(セリフ)
金太きんたの大冒険だいぼうけん!!
ある日金太ひきんたが
歩あるいていると
美うつくしいお姫様ひめさまが
逃にげてきた
悪わるい人ひとに ネエ 今いま
おわれているの
お願ねがい 金太きんた 守まもって！
金太きんた 守まもって 金太きんた 守まもって
金太守きんたまもって
しかし金太きんたは
けんかが弱よわく
友達ともだちとやっても
負まけてしまう
腕力わんりょくに自信じしんのない
金太君きんたくん
けんかは いつも
負まけが多おおい
金太きんた 負まけが多おおい
金太きんた 負まけが多おおい
金太きんた 負まけが多おおい
やがて悪人あくにんがやってきた
身みの丈たけ
２にメートルもある大男おおおとこ
金太きんたと悪人あくにんの大決戦だいけっせん
金太きんた 負まけるなと お姫様ひめさま
金太きんた 負まけるな
金太きんた 負まけるな
金太きんた 負まけるな
悪人あくにんは金太きんたに
おそいかかる
金太きんたは思おもわず とびのいた
アー そこに あったは
大おおきな木き
そのまわりを金太きんたは
グルグルまわりだす
金太きんた 回まわった 金太きんた 回まわった
金太きんた 回まわった
悪人あくにんはいつか目めをまわし
そのすきに お姫様ひめさまと
逃にげだした
お姫様ひめさまの美うつくしさに
金太君きんたくん
目めをパチパチ またたいた
金太きんた またたいた
金太きんた またたいた
金太きんた またたいた
しばらく ゆくと二人ふたりは
おなかの すいたのに
気きがついた
フト見みると
マスカットの木きが
はえている
金太きんたはナイフで
切きったとさ
金太きんた マスカット
ナイフで切きる
金太きんた マスカット
ナイフで切きる
金太きんた マスカット
ナイフで切きる (痛いたそう…)
おなかの ふくれた二人ふたりは
さらに安全あんぜんなマカオに
行ゆくことにした
行ゆけども行ゆけども
マカオは見みえず
お姫様ひめさまはイライラして
金太きんたに聞きいた
ネエー金太きんた まだ
ネエー金太きんた まだ
金太きんた まだ
そうして
いるうちにも二人ふたりは
やっとのことで
マカオに着ついた
金太きんたとお姫様ひめさまは
マカオに着ついた
やっとのことで
マカオに着ついた
金太きんた マカオに着つく
金太きんた マカオに着つく
金太きんた マカオに着つく
(くさぁ…)
マカオに着ついた金太君きんたくん
知しり合あいのビルを
たずねたとさ
お姫様ひめさまはそのビルを見みて
言いったとさ
まあ金太きんたわりと
ましなビルね
まあ 金太きんた ましなビル
金太きんた ましなビル
金太きんた ましなビル
(可哀相かわいそうに…)
中なかにはいると
だれもいない
伝言板でんごんばんに ただひとこと
書かいてある
神田かんださんから金太君きんたくんへの
ことづけで
金太きんた 待まつ 神田かんだと
書かいてある
金太きんた 待まつ 神田かんだ
金太きんた 待まつ 神田かんだ
金太きんた 待まつ 神田かんだ
御存ごぞんじ 金太きんたの大冒険だいぼうけん
これから先さきは どうなるか
またの機会きかいを ごひいきに
それでは皆みなさん
さようなら