夕暮ゆうぐれの競技場きょうぎじょう ナイターのライトが灯ともる
飛とび立たった鳥とりの群むれ ゆっくり始はじめる旋回せんかい
'Megaphoneメガフォン'と'Crispsクリスプス'を 買かい込こんできた彼かれが
オレンジのフラッシュ 背中せなかに連つれてる
いつもはしゃいでた あの頃2人ころふたりで
恋こいや愛あいなんて 関係かんけいなかった

いつしかそれぞれに 大切たいせつな事ことを見みつけて
世界せかいが違ちがっても 彼かれは私わたしの1番いちばん
ホンの時々ときどきしか 会あえなくても2人ふたり
ずっと変かわらないと 信しんじていられた
やっと手てに入いれた グリーンのクーペで
来きたね 得意気とくいげに クラクション鳴ならして
駆かけ寄よってくドアを開あける 伸のばす腕うでが止とまる
助手席じょしゅせきからのぞく瞳ひとみ 手ての行いき場ばを失なくした…

いつも はしゃいでた あの頃2人ころふたりで
恋こいや愛あいなんて 関係かんけいなかった

少すこし イヤかなり 淋さびしい気きがする
こんな欲張よくばりな 私わたしもいたのね

すごく しあわせな顔かおして ダラシナイワヨ！
それを言いえた時とき 心こころから笑わらえた