偶然通ぐうぜんとおり過すぎた 交差点こうさてんの脇わき
聞きき覚おぼえのある声こえ ふと足あしが止とまる
コドウが速はやくなって 数人すうにんのグループ
大おおきな声こえで笑わらう あなたを見みつけた
声こえをかけようか しばらく迷まよって
でも本当ほんとうに楽たのしそうだから 上あげかけた手て 戻もどした
私わたしだけが忘わすれない あなたはすべて忘わすれて
毎日まいにちの中なかで 少すこしも私わたしを 思おもい出ださないの

電話でんわもひさしぶりね どきどきしながら
街まちで見みかけた事ことを そのままに告つげた
だまって行いき過すぎたのが 気きまずく伝つたわる
イヤミじゃないのゴメン でも言いい出だせない
そっけなく切きった 冷つめたい感触かんしょく
悲かなしくて悔くやしい気持きもちにまた 眠ねむれない夜よるがくる
私わたしだけが忘わすれない あなたはすべて忘わすれて
毎日まいにちの中なかで 少すこしも私わたしを 思おもい出ださないの

初はじめて名前なまえ 呼よんでくれた日ひ
初はじめて2人ふたり 喧嘩けんかした日ひも

私わたしだけが忘わすれられない
あなたはもう新あたらしい毎日まいにちの中なかで
少すこしも私わたしを 思おもい出ださない…