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いばらのかんむり
かなしみにとげ
あなたをこいしがる
ジェラシーをつらぬいて
なみ竪琴たてごとみたい
携帯電話けいたいごしにいて
あなたの硝子ガラスいえ
私壊わたしこわしたみたい
このままうみそこ
しずみたい気分きぶんなの
わたし消去しょうきょして
そそほしこな
ゆびれると わたし
きてる薔薇ばらになれた
生命いのちのアルペジオが
身体中からだじゅうがした

いばらのかんむり
このかみにくいこむの
あなたへとなび
たましいしばるため
このままねむりたい
ほし桟橋さんばし
夜明よあけにこごえてる
亡骸なきがらきにきて
ほら なつ木漏こも
きらきら
すみれさがして
あなたと垣根かきねごし
出逢であった瞬間しゅんかん
まなざしにまれた
少女しょうじょかたまゆ
てて
わたし天使てんしつばさ
ひろげる