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よみがな
あのころぼくらが
嘲笑わらって軽蔑けいべつした
はずかしい大人おとな
あのときなったんだね
少年しょうねんくさいきみ
ほこりが鬱陶うっとうしくて
真心まごころをからかったね
あいさえ はぐらかして
まれてなければ
本当ほんとうは よかったのに…
あの きみげた
こえ復讐ふくしゅうされてる
弱虫よわむし偽善者ぎぜんしゃ
ぼくほうだったよね
そこからわらえばいい
堕落だらくしてゆくぼく

あのころぼくらが
嘲笑わらって軽蔑けいべつした
からっぽの大人おとな
づけばなっていたよ
まれてなければ
本当ほんとうは よかったの…?
ぼくすな果実かじつ
氷点下ひょうてんか青空あおぞら
ぼくのこと
ほこりにしてるって
つぶやいたこえ
きたくなる いまでも
このむねさわ
かなしいなつかしさで
きみおもうたび
あらかじめうしなわれた
革命かくめいのように