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hu hu hu…
コツコツと
アスファルトに刻きざむ
足音あしおとを踏ふみしめるたびに
俺おれは俺おれで在あり続つづけたい
そう願ねがった
裏腹うらはらな心こころたちが見みえて
やりきれない夜よるを数かぞえ
逃のがれられない闇やみの中なかで
今日きょうも眠ねむったふりをする
死しにたい
くらいに憧あこがれた
花はなの都みやこ“大東京だいとうきょう”
薄うすっぺらの
ボストン・バッグ
北きたへ北きたへ向むかった
ざらついた
苦にがい砂すなを噛かむと
ねじふせられた
正直しょうじきさが
今いまごろになって
やけに 骨身ほねみにしみる
ああ しあわせの
とんぼよ どこへ
お前まえはどこへ飛とんで行いく
ああ しあわせの
とんぼが ほら
舌したを出だして 笑わらってらあ
hu hu hu…
明日あしたからまた冬ふゆの風かぜが
横よこっつらを
吹ふき抜ぬけて行いく
それでも おめおめと
生いきぬく 俺おれを恥はじらう
裸足はだしのまんまじゃ寒さむくて
凍こおりつくような夜よるを数かぞえ
だけど俺おれはこの街まちを愛あいし
そしてこの街まちを憎にくんだ
死しにたいくらいに憧あこがれた
東京とうきょうのバカヤローが
知しらん顔かおして黙だまったまま
突つっ立たってる
ケツの座すわりの悪わるい都会とかいで
憤いきどおりの酒さけをたらせば
半端はんぱな俺おれの骨身ほねみにしみる
ああ しあわせの
とんぼよ どこへ
お前まえはどこへ飛とんで行いく
ああ しあわせの
とんぼが ほら
舌したを出だして 笑わらってらあ
ああ しあわせの
とんぼよ どこへ
お前まえはどこへ飛とんで行いく
ああ しあわせの
とんぼが ほら
舌したを出だして 笑わらってらあ
hu hu hu…
コツコツと
アスファルトに刻きざむ
足音あしおとを踏ふみしめるたびに
俺おれは俺おれで在あり続つづけたい
そう願ねがった
裏腹うらはらな心こころたちが見みえて
やりきれない夜よるを数かぞえ
逃のがれられない闇やみの中なかで
今日きょうも眠ねむったふりをする
死しにたい
くらいに憧あこがれた
花はなの都みやこ“大東京だいとうきょう”
薄うすっぺらの
ボストン・バッグ
北きたへ北きたへ向むかった
ざらついた
苦にがい砂すなを噛かむと
ねじふせられた
正直しょうじきさが
今いまごろになって
やけに 骨身ほねみにしみる
ああ しあわせの
とんぼよ どこへ
お前まえはどこへ飛とんで行いく
ああ しあわせの
とんぼが ほら
舌したを出だして 笑わらってらあ
hu hu hu…
明日あしたからまた冬ふゆの風かぜが
横よこっつらを
吹ふき抜ぬけて行いく
それでも おめおめと
生いきぬく 俺おれを恥はじらう
裸足はだしのまんまじゃ寒さむくて
凍こおりつくような夜よるを数かぞえ
だけど俺おれはこの街まちを愛あいし
そしてこの街まちを憎にくんだ
死しにたいくらいに憧あこがれた
東京とうきょうのバカヤローが
知しらん顔かおして黙だまったまま
突つっ立たってる
ケツの座すわりの悪わるい都会とかいで
憤いきどおりの酒さけをたらせば
半端はんぱな俺おれの骨身ほねみにしみる
ああ しあわせの
とんぼよ どこへ
お前まえはどこへ飛とんで行いく
ああ しあわせの
とんぼが ほら
舌したを出だして 笑わらってらあ
ああ しあわせの
とんぼよ どこへ
お前まえはどこへ飛とんで行いく
ああ しあわせの
とんぼが ほら
舌したを出だして 笑わらってらあ
hu hu hu…