何なにも言いえずに帰かえって来きた
俺おれを嗤わらえよ片恋こいよ
にがい惚気のろけと
愚痴ぐちにつきあい
今日きょうもあいつと過すごした
他人ひとの幸しあわせ壊こわしてまで
愛あいをねだれた若わかさ
もっと昔むかしに
逢あっていたなら
刃物はものみたいに抱だいたろ
焦じれて燃もえつきる
そんな思おもいじゃないのさ
今いまはいい これでいい
愛あいし続つづける 密ひそかに

たとえ千回せんかい 生いきてもなお
俺おれはあいつを探さがす
姿風貌すがたかたちは違ちがっていても
きっと分わかるよ魂こころが
好すきでいるから
嫉妬しっともする
胸むねの痛いたみに哭なくさ
哭ないてあいつを
そして赦ゆるして
守まもりぬきたい 明日あしたも
夜よるの片隅かたすみで
星ほしがはぐれて流ながれた
俺おれの恋こい 決きめた恋こい
他ほかのやり方かた 知しらない
永遠とわの その果はてで
俺おれの女おんなになりなよ
今いまはいい これでいい
愛あいし続つづける 密ひそかに
俺おれの恋こい 決きめた恋こい
愛あいし続つづける あいつを