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よみがな
「さよならも」 わず
てゆくかれ
きみはベッドの
なかでぼんやりてただけ
だれほかひと
もう一度いちど
はじめからあいせるかい
いま
きみはひとり街角まちかど
さがしてみるこころもとなく
かれ出逢であうまでままに
あるいていたみちつづきを
きみくした
あのときぼくのように

あたらしいこい
まれて えてく
づいたときは いつも
ひとりきりだったね
きみ無邪気むじゃきだった
笑顔えがお
えたけどその眼差まなざしは
ふかくやさしい
きみゆるすことが出来でき
けそうな
よるごした
まるでほのお
ほのおそうと
ぼく何度なんど
こいちたけど
いまわらず
きみだけをあいしている
いまわらず
きみだけをあいしている
きみだけを
あいしている