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よみがな
いつもいつもおもってた
サルビアのはな
あなたの部屋へやなか
れたくて
そしてきみのベッドに
サルビアのあかはな
しきつめて
ぼくきみぬまで
きしめていようと
なのになのに
どうして
ほかひとのところへ
ぼくあいほう
すてきなのに
きながら
きみのあとをいかけて
はなふぶきみち
教会きょうかいかね
なんてうそっばちなのさ
とびらをけて
てきたきみ
いつわりの花嫁はなよめ
ほほをこわばらせ
ぼくをチラッと
きながら
きみのあとをいかけて
はなふぶきみち
ころげながら
ころげながら
はしりつづけたのさ