庭にわに出でて 月つきあかりで
あたたかい夜よるに
君きみに書かいたラブレターを
読よみ直なおしてみるよ
我われながら良よく書かけた文ぶんだ
三枚さんまいも書かいた
コオロギが
便びんせんに止とまった
失礼しつれいなやつだ
君きみに会あいに行いくよ
君きみに会あいに行いくよ
愛あいしてます 好すきにしてよ
君きみに会あいに行いくよ
朝日通あさひどおりは 夕飯時ゆうはんどき
いつもの野良犬のらいぬたちが
僕ぼくの知しらない 君きみの話はなし
時々聞ときどききかせてくれた
年としをとって 生命いのちがつきて
星ほしのかけらになっても
昨日聴きのうきかせた僕ぼくの歌うた
町中まち じゅうに流ながれてる
君きみに会あいに行いくよ
君きみに会あいに行いくよ
愛あいしてます 好すきにしてよ
君きみに会あいに行いくよ
（会あいに行いくよ！）

あんなに楽たのしかった
夏休なつやすみだったのに
君きみのママとも
仲良なかよくなったのに
秋あきになって 冬ふゆを越こえて
サヨナラと言いった
何十年なんじゅうねん 指折ゆびおりかぞえて
自転車じてんしゃに乗のって
また 君きみに会あいに行いくよ
君きみに会あいに行いくよ
愛あいしてます 好すきにしてよ
君きみに会あいに行いくよ
また 君きみに会あいに行いくよ
君きみに会あいに行いくよ
愛あいしてます 好すきにしてよ
君きみに会あいに行いくよ
君きみに会あいに行いくよ
君きみに会あいに行いく
（君きみに会あいに行いく）
君きみに会あいに行いくよ