愛あいされてもしょうがない
あなた以外いがいの誰だれかに
愛あいされてもしょうがない
その気きになれないの
星ほしの数以上かずいじょうの
甘あまい男おとこたちが
跪ひざまずいては 囁ささやく夜よる
ベッドに誘さそわれても
冗談じょうだんで終おわりよ
あなたに抱だいて
欲ほしかったわ
“僕ぼくよりふさわしい
彼かれがいるさ”と言いわれて
終おわった恋こいは
どうすればいい？
愛あいされてもしょうがない
あなた以外いがいの誰だれかに
愛あいされてもしょうがない
その気きになれないの
女おんなの思おもいは
いつでも一途いちずで
頑かたくなな胸むねの奥おく
スペアキ－じゃ開あかないわ

あなたを想おもうたび
ため息いきに吹ふかれて
窓まどから月つきが逃にげて行いくわ
白しろいシ－ツの上うえ
死しんだフリしながら
夢ゆめの化石かせきになりたかった
夜明よあけが近ちかづけば
空そらは明あかるくなるのに
いくつか星ほしが
残のこったままで
あなたでなきゃ意味いみがない
たとえ涙なみだに濡ぬれても
あなたでなきゃ意味いみがない
自分じぶんから愛あいしたい
女おんなの気持きもちは
いつでも一途いちずで
思おもい出でに鍵掛かぎかけて
スペアキ－を渡わたさない

愛あいされてもしょうがない
あなた以外いがいの誰だれかに
愛あいされてもしょうがない
その気きになれないの
女おんなの思おもいは
いつでも一途いちずで
頑かたくなな胸むねの奥おく
スペアキ－じゃ開あかないわ