風かぜの流ながれの 激はげしさに
告つげる想おもいも 揺ゆれ惑まどう
かたくなまでの
ひとすじの道みち
愚おろか者ものだと 笑わらいますか
もう少すこし時ときが
ゆるやかで あったなら

雲くもの切きれ間まに 輝かがやいて
空むなしき願ねがい また浮うかぶ
ひたすら夜よるを
飛とぶ流ながれ星ぼし
急いそぐ命いのちを 笑わらいますか
もう少すこし時ときが
優やさしさを投なげたなら
いとしき日々ひびの
はかなさは
消きえ残のこる夢ゆめ 青春せいしゅんの影かげ

気きまじめ過すぎた
まっすぐな愛あい
不器用者ぶきようものと 笑わらいますか
もう少すこし時ときが
たおやかに過すぎたなら
いとしき日々ひびは
ほろにがく
一人夕陽ひとりゆうひに 浮うかべる涙なみだ
いとしき日々ひびの
はかなさは
消きえ残のこる夢ゆめ 青春せいしゅんの影かげ