夜更よふけにひとりで飲のめば
涙なみだそれより苦にがいから
遠とおくで幸福しあわせなんて
格好かっこつけてる だけだよ
お前まえはあしたを選えらび
俺おれを秤はかりにかけただけ
別わかれに言いいわけつけて
未練脱みれんぬぎすて逃にげてゆく
冗談じょうだんじゃねぇ
優やさしさなんて
冗談じょうだんじゃねぇ 男おとこと女おんな
あばよ ひとつ想おもい出でが
置おきざりの胸むねの中なか

心こころが寒さむくて今日きょうも
酒さけであたため酔よいつぶれ
強つよがる背中せなかの奥おくで
いまも面影抱おもかげだいてる
お前まえの最後さいごの言葉ことば
俺おれの右手みぎてをふりほどき
涙なみだを残のこしたままで
過去かこを切きり捨すて
駆かけてゆく
冗談じょうだんじゃねぇ
切せつなさなんて
冗談じょうだんじゃねぇ 男おとこと女おんな
あばよひとつ悲かなしみが
置おきざりの胸むねの中なか
冗談じょうだんじゃねぇ
優やさしさなんて
冗談じょうだんじゃねぇ 男おとこと女おんな
あばよひとつ想おもい出でが
置おきざりの胸むねの中なか