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よみがな
ラッシュアワーの
こうのホームで
彼女かのじょぼくつけて
ぼくかえそうとしても
ポケットからなぜか
せないまま
電車でんしゃはいってきた
加速度かそくどして
きみぼくはなれて
ずいぶんちいさく きみえたよ
ひとごみのなか
あの 地下鉄ちかてつ改札かいさつ
はなしたくない」とえなかった
臆病おくびょうすぎた ぼくがどれほど
きみつらくさせただろう
きとか そんな 言葉ことばよりも
2人ふたりごせる 時間じかんだけが
なによりも 大切たいせつなこと
いまでは かるよ
あれから きみによく
ひとらしてみた
結局けっきょく ているだけで
きみとは ちがった
でも もし 今君いまきみ
きだとわれても
やっぱり うなずけない
すべては わって
そう おもなんて
時間ときほど 本当以上ほんとういじょう
うつくしくこころのこるから
ひとまどわされる
きみは まだそのことに気付きづかず
ぼくったのだろうか
もしもそうなら きみはきっと
つら日々ひびおくってるはず
でも ぼくはもう きみため
出来できることはなにひとつない

もうきみぼくじゃない
ぼくきみじゃない

もうきみぼくじゃない
ぼくきみじゃない