遠とおい遠とおい昔むかしの世界せかいで
二人ふたりは恋こいにおちた
長ながい長ながい苦くるしみの末すえに
二人ふたりはついに結むすばれた

満月まんげつの晩ばん 生なまぬるい風かぜ
二人ふたりの影かげゆらした

そして私わたしは あなたとめぐり逢あってる
何万年なんまんねんも時ときを飛とび越こえ
あなたと見みつめ合あってる
ぬるい吐息といきが 瞳ひとみの奥おくでゆらゆらゆれている
満月まんげつの晩ばん

ついに結むすばれた 二人ふたりをやがて
絶望ぜつぼうが通とおり過すぎた
別わかれ別わかれになった二人ふたりは
それでも名前呼なまえよんだ

満月まんげつの晩ばん 失なくした香かおり
探さがしてたいつまでも

けれどあなたは 私わたしを失なくさないでね
何万回なんまんかいのけんかをしても
私わたしを離はなさないでね
いつか何なにかに ひきさかれることがあったとしても
満月まんげつの晩ばん

そして私わたしは あなたとめぐり逢あってる
何万年なんまんねんも時ときを飛とび越こえ
あなたと見みつめ合あってる
ぬるい吐息といきが 瞳ひとみの奥おくでゆらゆらゆれている

満月まんげつの晩ばん 私わたしを失なくさないでね
何万回なんまんかいのけんかをしても…