どうして わたしは
ついてないの
何なにから何なにまで
ついてないの
恋こいをして 捨すてられて
なんど死しのうと 思おもったか
十九じゅうく 二十はたちの
昔むかしのように
ああぁ もう一度いちど
幸しあわせになりたい

優やさしく騙だました
あなたでした
それでも恨うらめぬ
わたしでした
お化粧けしょうを おとすとき
かくせないわね
年齢としなのね
春はるをかえして
かえして春はるを
ああぁ もう一度いちど
幸しあわせになりたい

どうして わたしは
ついてないの
何なにから何なにまで
ついてないの
すがりつき ひきとめて
尽つくすたんびに 嫌きらわれる
馬鹿ばかな女おんなね
見みる目めがないの
ああぁ もう一度いちど
幸しあわせになりたい