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よみがな
だまりの 窓辺まどべから
こごえる街並まちなみ 見下みおろすの
さみしさも にくしみも
ガラスのむこうの物語ものがたり
そうね
世界中せかいじゅう他人事ひとごとなら
きずつかずに ごせるけど
こころごと きてゆきたくて
楽園らくえんの Door から・・・
ひとり
ややかな 階段かいだん
ざわめきのうみ
りてゆく
あこがれと かなしみが
ぶつかって もつれる街角まちかど
そうね
ひとなみに まきこまれて
遠回とおまわりでも かまわないわ
一歩いっぽずつ つよやさしさに
ちかづいてゆきたい・・・
いつも

青空あおぞらが まぶしくて
わたしはこんなに ちいさくて
だけど
ひとなみながされないで
まっすぐまえあるけたなら
いつの
だまりのような
あなたをきしめたい
あたらしいくつすこ
ぎこちなくて
かすかないた
ひきずるけど
一歩いっぽずつ
らしてくわ
あなたにちかくなる ために