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あなたといた時間じかん
ほんとにきだった
「また明日あした」とわらった
一緒いっしょわらった
「あの」だけがってる
ストローのはし
すこんでつめた
ふるえてる指先ゆびさき
こらえても
しずくがちる
真昼まひるのカフェで
わたしたちのこい
こんな青空あおぞら真下ました
いま はじけようとしてる
あなたといた時間じかん
ほんとにきだった
だれよりわかっていた
だれよりしんじた
まよいのない気持きも
どれだけ そばにいたら
どれだけおもったら
こわれないで こわれないで
ずっと二人ふたり
いられるんだろう

見覚みおぼえのない
シャツから
をそらせずに
似合にあうね」といかけて
こえたかさに とまどった
彼女かのじょえらんだわけも
はなれてゆくわけも
くるしくなってく笑顔えがお
どこかへ ほおりげたい
あなたといた季節きせつ
いちばんきだった
突然呼とつぜんよされた
真夜中まよなか散歩さんぽ
ほしがきれいだった…
さよならしかてない
あなたがかなしくて
ビルにうつしろくも
いくつも いくつも
見送みおくった

いつも二人ふたりどこか
って
(って)
時計とけいなんて全然ぜんぜん
なかったのに…
あなたといた時間じかん
ほんとにきだった
「また明日あした」とわらった
一緒いっしょわらった
「あの」だけがってる
どれだけ そばにいたら
どれだけおもったら
こわれないで こわれないで
ずっと二人ふたり
いられるんだろう