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よみがな
女心おんなごころ故郷ふるさと
わすれたはずの おとこむね
つめをかむのは
だれのため
しのびくのは
だれのため
永遠とわあいして
はなさずに
あなたにいたい
とおとおい ひとだけど

夜汽車よぎしゃにゆられ
幾時間いくじかん
あなたみたくて
かえってゆくの
あまえたいのよ
いつの
ててしいの
いつだって
いてわかれた
北国きたぐに
はなればなれの
とおとおい ひとのため

しあわうすわたしにも
いつかくるのね
おんなはる
じっとこらえて
えるのも
あなたがいると
すがるのも
わたしひとりを
っている
なみだのふるさと
ゆめゆめに うかぶから