地下鉄ちかてつを吹ふき上あがる風かぜ
人並ひとなみに押おされて
こんなにも星屑ほしくずの中なか
僕ぼくらは巡めぐり逢あった
歩道橋ほどうきょうのすみで
しばらくまだ
街まちの灯ひ 見みていよう
そうさ メリーゴーランド
好すきになるたび
いつでも 傷きずつけるのさ
そんな メリーゴーランド
震ふるえているの？
君きみを抱だきしめていいの？

平凡へいぼんを怖おそれて僕ぼくは
彷徨さまよい続つづけてたよ
２人ふたりは別々べつべつの宇宙うちゅうでただ
暮くらしていたね
そうさ メリーゴーランド
今夜こんやはそっと
時計とけいを止とめてしまおう
そして メリーゴーランド
君きみの匂においを
そばで感かんじていたいよ
鮮あざやかすぎて
目めが眩くらみそうさ
「僕ぼくたち」という Ah-
この日常にちじょうを超こえて
運命うんめいは回まわり始はじめた
立たちつくす２人乗ふたりのせて
そうさ メリーゴーランド
好すきになるたび
いつでも 失うしなってくのさ
そんな メリーゴーランド
震ふるえているの？
メリーゴーランド 今いま
強つよく抱だきしめていいの？