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よみがな
わりゆく
こころのような
そらいま
この街濡まちぬらして
くしたぬくもりと
きみ記憶きおくたぐりせて
さみしさはあきいろ
むねがきしむよ
きずつけあって
きるなら
あいじゃないから

うつりゆく季節きせつのような
きみだけがその胸焦むねこがして
こわれた雨傘あまがさじゃ
あめをしのぐ
ことも出来できない
さみしさはあきいろ
ときおぼれて
えんじきれない
ふたりなら
もどれないだろう
きみ言葉ことば
まちのざわめき
あどけないその笑顔えがお
季節終きせつおわりのあめなか
いろあせてゆく

さみしさはあきいろ
むねがきしむよ
きずつけあって
きるなら
あいじゃないから
さみしさはあきいろ
ときおぼれて
えんじきれない
ふたりなら
もどれないだろう