やけに真白まっしろな雪ゆきがふわふわ
真まっ裸ぱだかの木きをこごえさせ
蝉せみの子こどもは土つちの下した
あったかいんだね
ぐっすり眠ねむる
昨日きのうまでそうだったように
明日あしたも このままで
いたかった
楽たのしかったわ だなんて
それが最後さいごの言葉ことばかい
ひとの言葉ことばは悪わるいいたずら
愛あいは心こころにかいた落書らくがきさ
いつまでも心こころに
へばりついて
ぼくの心こころを淋さみしくさせる
さようなら さようなら…
さようなら さようなら…
去年きょねんの冬ふゆはふたり仲なかよく
こたつで まるまって
いたんじゃないか
君きみはみかんを
むいてくれたし
ありがとうって
ぼくは笑わらったはずさ
ぼくには君きみが大切たいせつなのに
君きみだって おんなじはずさ
あれは嘘うそっぱち
だったんだね
もういいよ さようなら
さようなら
さようなら さようなら
さようなら ah
さようなら さようなら
さようなら
さようなら さようなら
さようなら ah
さようなら さようなら
さようなら さようなら…