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よみがな
よるかぜは どこまでもやさしく
ひと隙間すきまを すりけて ブランコらす
まちあるいて 手軽てがる物語探ものがたりさがして
きずつかないように ぼくらはきてたのに

戸惑とまどいをくだいて いたほど ほそからだ きしめ
もどれないみちへとまた んでしまう

らないことなど きりがないけど
なにもかも さらすようにもとめあう
瞬間しゅんかんたしかにある

わすれない わすれないでしょう
けるように きみ えました
こころちいさなトゲを のこしたままで

かぜみだされた 季節きせつが またひとつ ぎてって
つぎから またつぎへと だれもがむさぼ
でもわすれない わすれないでしょう
けるように きみ えました
わした ぬくもりだけが ぼくつつ