澄すみきった
空そらが近ちかい
海うみが見みえる この街まちに
ひとりで初はじめて来きた
助手席じょしゅせきに
散ちらばった
君きみのカセット 聴きくほどに
いとしさがこみあげる
そう こわがってた
恋こいになることを
いつか傷きずつく
自分じぶんに怯おびえて
もう誰だれの目めも気きにしない
そのままの君きみが好すきだよ
愛あいされるより愛あいしたい
飾かざってた心こころ
脱ぬいで会あいたい
手てを胸むねに
押おし当あてて
小ちいさな勇気ゆうき 確たしかめる
答こたえならここにある
ああ 隠かくしていた
魅ひかれてることを
ぎこちなくなる
ふたりを見みそうで
もう誰だれの目めも気きにしない
新あたらしく生うまれ変かわるよ
守まもられるより守まもりたい
迷まよってた昨日きのう
捨すてて会あいたい

もう誰だれの目めも気きにしない
そのままの君きみが好すきだよ
愛あいされるより愛あいしたい
飾かざってた心こころ
脱ぬいで会あいたい