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ぼくべない
はねはあるけど
とおむかしはばたくこと
わすれてしまった
ぼくびたい
はねをひろげて
仲間なかまたち
できるわけないよと
わらってる
くさおか
あか夕陽ゆうひをめざして
すこしずつちからためて
かぜこすんだ
ゆめのつばさで
あの大空おおぞらかけぬけたい
きっとべる かなら
むねつよねがえば
できるはずさ
ちいさくても
はねがあるなら
だれかがった
べないとり
あのそらぼうなんて
無謀むぼうなことだと
でもなんのために
はねがあるのかな?
ぼくはしりつづけた
土埃つちぼこりをあげながら
きずつきそれでも
あきらめない姿見すがたみ
友達ともだちおかあつまり
はねをひろげはじめた
ゆめのつばさで
あの大空おおぞらかけぬけたい
きっとべる かなら
むねつよねがえば
できるはずさ
ちいさくても
はねがあるなら
あるつばさを
ひろげた瞬間とき
がった
かぜがきて ぼくんだ
大空おおぞらへと
くも太陽たいようつれて
かけめぐる ぼくとりだよ