海うみまで５分ごふん
歩あるいてみよう
波なみの音おとが
聴きこえてきたよ
離はなさないで
私わたしの手てを
青あおい空そらが
眩まぶしくて気持きもちいい
久ひさしぶりなんだよ
こうして歩あるくの
忙いそがしすぎるよ
最近さいきんのあなた
待まちぼうけは
あきちゃった
ほっとくと知しらないから
海うみまで５分ごふん
潮しおの香かおり
高たかい空そらに
カモメが舞まうよ
握にぎりしめて
私わたしの手てを
迷まよわないで
海うみまで連つれていって

日暮ひぐれまでいようね
夕焼ゆうやけ見みたいから
今日きょうは忘わすれてよ
仕事しごとの事ことなんて
こんな時ときは 私わたしだけ
思おもっていればいいの
海うみまで５分ごふん
歩あるいて行いこう
痛いたいくらい
日射ひざしを浴あびて
離はなさないで
私わたしの手てを
このままずっと
夏なつが続つづけばいいな

海うみまで５分ごふん
もうすぐだよ
靴くつを脱ぬいで
はだしになろう
握にぎりしめて
私わたしの手てを
迷まよわないで
どこまでも連つれていって