さよなら志願しがんの
つもりが
はみだした秘ひめごと
探偵たんていみたいなしぐさで
シャツを脱ぬぐ夜よる
夢ゆめが濡ぬれたふたり
時ときが消きえたみるまに
熱あつく揺ゆれた肌はだと
恋こいをくれたあなたに
もっとやさしくなれたら
偽名ぎめいのペンまで震ふるわせ
素顔すがおさえ知しらない
女おんなは普通ふつうでいるほど
まるで女優じょゆうさ
傷きずが癒いえたふりで
胸むねで泣なけたあなたは
どんな冷ひえた声こえも
うまく捨すてた感かんじさ
きっと迷まよいもしないで

ダイス振ふれば魅惑みわく
黒くろく塗ぬれば疑惑うたがい
心売こころうれば孤独ひとり
涙なみだすれば誘惑なれあい
きりがないくらい
夢ゆめが濡ぬれたふたり
時ときが消きえたみるまに
熱あつく揺ゆれた肌はだと
恋こいをくれたあなたに
もっと
やさしくなれたら