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煙けむたげな 店みせを抜ぬけ出だし
これからふたり
どこへ行いけばいい
眠ねむりさえ
性さがになる街まちで
ガードの下したの
錆さびた匂においと
汚よごれた壁かべに癒いやされながら
喘あえぎながら
互たがいを知しり合あう
昨日きのうまでを 庇かばうように
抱だきしめてみた
君きみの肩越かたごしに
新あたらしい何なにかが 見みえて
わずかな夜よるを
滑すべり落おちて消きえる
くちづけよ
孤独こどくな花はなになれ
迷まよいの中なかで
咲さき急いそぐ想おもいが
頼たよりなくも はかなくも
風かぜに震ふるえる
影絵かげえの様ような
揺ゆらめく日々ひびに
ひとつひとつと
種たねを蒔まいてく
終おわりのない
旅たびを続つづけよう
歩あるいたのは途切とぎれのない
歓よろこびの場所ばしょ
見みせかけの宝石いしの
輝かがやきばかりが 今いまも・・・
声こえも出だせずに
君きみの熱ねつを待まってる
唇くちびるの孤独こどくよ
花はなになれ
嵐あらしの中なかの 波なみに
触ふれるように
君きみに触ふれて
見知みしらぬ沖おきに流ながされる
わずかな夜よるを
滑すべり落おちて消きえる
くちづけよ
孤独こどくな花はなになれ
砂漠さばくの中なかの
時間いまを咲さいておくれ
生いきるほどに
削けずれる心こころなら
声こえも出だせずに
君きみの熱ねつにむせて
繰くり返かえす夢ゆめなら
覚さめないで
失うしなうだけの
闇やみにもつれながら
頼たよりなくも
はかないものを育そだてる
これからふたり
どこへ行いけばいい
眠ねむりさえ
性さがになる街まちで
ガードの下したの
錆さびた匂においと
汚よごれた壁かべに癒いやされながら
喘あえぎながら
互たがいを知しり合あう
昨日きのうまでを 庇かばうように
抱だきしめてみた
君きみの肩越かたごしに
新あたらしい何なにかが 見みえて
わずかな夜よるを
滑すべり落おちて消きえる
くちづけよ
孤独こどくな花はなになれ
迷まよいの中なかで
咲さき急いそぐ想おもいが
頼たよりなくも はかなくも
風かぜに震ふるえる
影絵かげえの様ような
揺ゆらめく日々ひびに
ひとつひとつと
種たねを蒔まいてく
終おわりのない
旅たびを続つづけよう
歩あるいたのは途切とぎれのない
歓よろこびの場所ばしょ
見みせかけの宝石いしの
輝かがやきばかりが 今いまも・・・
声こえも出だせずに
君きみの熱ねつを待まってる
唇くちびるの孤独こどくよ
花はなになれ
嵐あらしの中なかの 波なみに
触ふれるように
君きみに触ふれて
見知みしらぬ沖おきに流ながされる
わずかな夜よるを
滑すべり落おちて消きえる
くちづけよ
孤独こどくな花はなになれ
砂漠さばくの中なかの
時間いまを咲さいておくれ
生いきるほどに
削けずれる心こころなら
声こえも出だせずに
君きみの熱ねつにむせて
繰くり返かえす夢ゆめなら
覚さめないで
失うしなうだけの
闇やみにもつれながら
頼たよりなくも
はかないものを育そだてる