女おんなの幸しあわせ 結婚けっこんと
三十過さんじゅうすぎたら 手遅ておくれと
誰だれもかれもが いらぬ心配しんぱい
お節介せっかい
他人たにんのことより
お隣となりさん
この頃毎晩ごろまいばん 大喧嘩おおげんか
ずっと死しぬまで
愛あいし合あおうと
結婚けっこんしたのは 嘘うそですか
あー楽たのしく生いきる
それが人生じんせい
ねぇ 今日きょうもイッチョウ
啖呵たんかを切きって
愛あいする恋こいする 旅たびをする
風向かざむき次第しだいに フワフワと
わたしはわたしの
夢ゆめを見みる

世間せけんはそんなに 甘あまくない
思おもっているほど
楽らくじゃない
誰だれもかれもが
仕方しかたないさと 泣なき寝入ねいり
仕事しごとが命いのちの お父とうさん
骨身ほねみを削けずって どこへゆく
飲のんで騒さわいで
愚痴ぐちを言いっても
心こころの痛いたみは いやせない
あー素直すなおに生いきる
それが一番いちばん
ねぇ キッたハッたは
出でたとこ勝負しょうぶ
悪運強運あくうんきょううん 手てなずけて
天使てんしの微笑ほほえみ ひとり占じめ
わたしはわたしの
道みちをゆく
あーしぶとく生いきる
それが人生じんせい
ねぇ 泣ないて笑わらって
女おんなをみがく
まだまだ人生じんせい 宵よいの口くち
明日あしたが呼よんでる
待まっている
必かならずチャンスは
やってくる