広ひろいこの世よで 誰だれよりも
あなたが命いのちの この私わたし
溺おぼれちゃいやです
お酒さけになんか
辛つらい気持きもちは
同おなじじゃないの
生いきてる限かぎり
二人ふたりでいたい
夢ゆめをいちりん 抱だきしめて

石いしにつまずく 痛いたみより
あなたの背中せなかに
泣なけるのよ
坂さかみちころがる
紙風船かみふうせんに
何処どこか似にている
運命さだめが哀かなし
お願ねがいだから
諦あきらめないで
夢ゆめをいちりん 愛あいひとつ

いつもあなたの 影かげになり
尽つくしてゆくのが
生いきがいよ
死しんでもいいのよ
別わかれる時ときは
他ほかに生いきてく
道みちなどないわ
明日あしたを探さがす 心こころの隅すみに
夢ゆめをいちりん 飾かざりたい