命いのち 燃もやせば
涙なみだが残のこり
濡ぬれた鏡かがみが
ひび割われる
あなたに染そまった
からだには
何色なにいろルージュが
似合にあいますか
愛あいに溺おぼれる
けだるさと
愛あいが終おわった
はかなさと…
ああ 死しにたいとも
言いえなくて
折おれた翼つばさが
まだたためない

夢ゆめに揺ゆられて
暮くらした部屋へやは
細ほそい迷路めいろの
つきあたり
ベッドがきしんだ
夜更よふけには
永遠契えいえんちぎって
眠ねむりあった
そんなあなたの
気きまぐれと
こんな私わたしの
わがままと…
ああ 物語ものがたりは
続つづくから
折おれた翼つばさが
まだたためない
愛あいに溺おぼれる
けだるさと
愛あいが終おわった
はかなさと…
ああ 死しにたいとも
言いえなくて
折おれた翼つばさが
まだたためない
折おれた翼つばさが
まだたためない