文字サイズ
よみがな
まぶたにかんだ
きみ背後はいご
薄紅うすべにはな
いていた
すぐにいろあせて
ちていくのに
あんなにも
命燃いのちもやして
未来みらいえらべずに
にゆくこのこころ
けがれなくった
かわよう
どこまでもながれて
まだこうぎしへと
まよいもなく
わたっていくのだろう
かなうはずのない
二人ふたりねがいは
夕闇ゆうやみおくへと
にじんでいく
きみつたえたかった
ぼくおもいは
がる砂嵐すなあらし
され

そっと春風はるかぜ
ほほをくすぐる
こらえてた
なみだがあふれる
くちびるをめて
最期さいごひとみ
らさずにうなずいた
だまったまま
二人ふたりいた
束縛そくばくすらなかった
あののように
きっとまた
えるから・・・
かなうはずのない
二人ふたりねがいは
夕闇ゆうやみおくへと
にじんでいく
きみつたえたかった
ぼくおもいは
がる
砂嵐すなあらしまれ

もうかないで
きっとまた
えるから・・・
とど場所ばしょのない
二人ふたりねがいは
あどけない記憶きおく
つづける
きみわたかった
最後さいご手紙てがみ
このむねめたままで
れていくよ