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よみがな
鳶色とびいろみだれたかみ
ぼくをいま いてるんです
やわらかな空気くうきのような
かなしみをせつなさを
ひとみかんじます
このての岸辺きしべへと
うちせられた
夜明よあけなんです
こなごなのこころ破片かけら
ああきていて、
きててよかったと
こなごなのこころ破片かけら
綺麗きれいこえくんです
綺麗きれいこえくんです

だれだって 自分守じぶんまもって
精一杯せいいっぱい きてるんです
でもきみ
ぼくの魂救たましいすくおうと
ぼそげな
しのべました
マニキュアのつき
くいこませ
まど流星降りゅうせいふっていました
こなごなのこころ破片かけら
無限むげんかずの、
無限むげんのためいき
こなごなの こころ破片かけら
天使てんしわりうんです
こなごなのこころ破片かけら
きみ背中せなかは、
背中せなかゆみなりに
こなごなのこころ破片かけら
ぼくに あい
るんです
ぼくに あい
るんです