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何処どこまでもつづいてくだろう
このかなしみのては
おさなころはじめて一人ひとり
かんじたよう
全部ぜんぶやめて
どこかのちいさなまち
ちいさなはなえても
このあめ
みそうにもないね
なに夢見ゆめみ
ここまであるいたの
こわれたガラスで
にじんだ指先ゆびさき
かえれば はる
みちこうがわ
ぼくらのあお
よるけて
もう一度君いちどきみいたい…
明日あしたみつけて
目指めざしたあの場所ばしょまで

このあめいくつもの
なみになって
こころ岸辺きしべ
つよちつける
ちきれなかった
あの言葉ことば
さがしにくよ かえ
あやまちだとしても
土砂降どしゃぶりのなか
くしたまま
とおく たくさんの
人々ひとびとてた
つまずいてどろだらけの
さびしさにふるえて
それでもけないと
だれえるだろう
ちいさなはな場所ばしょへ…
なに夢見ゆめみ
ここまであるいたの
こわしたガラスで
こわしてたこころ
かえれば はる
みちこうがわ
僕等ぼくらあお
よるけて
なにたないで
なみだせずに
ってきみ
とてもつよえた
おなそらした
あめまないけど
本当ほんとうきみ
出逢であえてよかった
ここからまたあるいてく
まぶしいひかり
あの場所ばしょまで…