なんにもいらない
なにもほしくない
あなたがいるだけでいい
きのうみた夢ゆめも
せかいの終おわりも
あなたがいればこわくない
空そらにあいた穴あなが
かわいた舌したのさきで
たやすく 花はなを
ゆれる 花はなをつんでいる
そして未来みらいという
大地だいち 焼やいて
傍観者ぼうかんしゃにさからう
海うみは泣ないて
なんにもいらない
なにもこわくない
あなたを 胸むねに だいて
うたってあげる

どこまでいくんだろう
どこへいくんだろう
空そらはまだ青あおいんだろうか?
胸むねにあいた穴あなは
はりつけた絆創膏ばんそうこう
たやすく 裂さいて
音おとを 音おとを 立たてている
それでも希望きぼうという
たねを蒔まいて
こころの森もりにふる
雨あめを撒まいて
なんにもいらない
なにもこわくない
あなたを 胸むねに だいて
うたってあげる
愛あいするこころが
悲鳴ひめいのなかでも
手折たおられず咲さくように
鎧よろいに狩かられず
そばにあるように

なんにもいらない
なにもこわくない
あなたを 胸むねに だいて
うたってあげる
なにを失うしなっても
ちいさなちからでも
あなたを 胸むねに だいて
うたってあげる
La La La La・・・
La La La La・・・