短みじかい影かげを写うつす砂浜すなはま
真夏まなつの陽射ひざし浴あびている
まぶしいほどの
ぬける青空あおぞら
何故なぜか胸むねをしめつけるの
むせるくらいに
暑あつい空気くうきが
体中からだじゅうまとわりついて
汗あせばむように心こころの痛いたみが
流ながれだしてゆくわ
離はなれる事ことが必要ひつようだった
行いくあては何なにもないけど
２人ふたりを包つつむ
止とまった時間ときから
ただ逃にげたかったの
海うみからそよぐ風かぜが
優やさしくすり抜ぬける
いつか あなたの腕うでに
抱だかれた時ときのように

あなたの夢ゆめと
歩あるいてゆくの
そんな想おもいにしばられて
私わたしはどこへ
向むかっているのか
見みえなくなっていた
ゆれる光ひかりの中なかで
心こころが溶とけてゆく
深ふかくむすばれていた
笑顔えがおの日々ひびのように
それぞれに見みつめる
明日あしたの未来図みらいずは
自分じぶんのインクで
描えがいてゆくの
今いまでも愛あいしてると
心こころから思おもうの
会あえない時間じかんの中なかで
自分じぶんを知しった
海うみからそよぐ風かぜが
優やさしくすり抜ぬける
けれどあなたの優やさしさ
もう待またないと決きめた