文字サイズ
よみがな
あおざめてく 雲間くもまにそっと
えゆく 光見ひかりみてた
なまぬるい かぜなか あわ
きとおったつきがゆれてた
とおで かたむいた
あたまを わせて
かすかにひびく ためいき
その背中せなか いとしくて
このからだつめたいいたみに
とまどって2人ふたり
自分じぶんよりも
きずつけるまでは
わからなかった
残酷ざんこくあい かかえて
あさってた

真白まっしろやみは いつまでも
2人ふたりつつんでいた
景色けしきだけ
あまりに きれいで
このうでおもかんじた
本当ほんとうねむりたい
すべてを わすれて
おなじにおいに
たったひとつ
その場所ばしょもとめてた
どんなものも
むかえるわりに
とまどって 2人ふたり
ここにいても
なにもないことを
っていながら
とおのまま それでも
あさってた

ためいきと その背中せなか
いとしくて…
このからだつめたいいたみに
とまどって2人ふたり
自分じぶんよりも
きずつけるまでは
わからなかった
残酷ざんこくあい かかえて
あさってた

ゆびゆびを からめて
はだはだつたえましょう
ぬれたまつ キスして
いつも きみ
ゆるしましょう