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僕達ぼくらはこの時代じだいまれた意味知いみしるすべたずに
時間じかんなどにせずにひとねむり四角しかくそらしたでいつもどうり
太陽たいようまどそとをあざやかにらしまたあたらしい一日いちにちもたらし
ぎっぱなしのくつはいたところで空飛そらとべるはずもないし
はるかとおくのでは残酷ざんこく日々ひびつづくのにこんな僕達ぼくら
ちっぽけなかべまえちすくんでるような
うみのむこうの空赤そらあかまるころこんな僕達ぼくら
ちっぽけな かべなんざぶちこわしてつぎのことはじめよう さあ

そう あのころならとおえたとり場所ばしょとどきそうで
いま体流からだながれるこの気高けだかあかやして

勇気ゆうきってかかげたちかはなわらうようにながれる世界せかい
けようともにこんな時代じだい えるのは僕達ぼくら世代せだい
そう一人暗ひとりくら部屋へやでうずくまったまま なんもせずにそれじゃ臆病おくびょうなまま
時間じかん解決かいけつするってってそのまま ぬふりしてるならこのまま
ここにってる意義いぎがほしかった だから僕達必死ぼくらひっしたたかった
ちとった ちいさなプライドポケットにつめんで
またここにってみる すこしほこらしげなかお自分じぶんがいる
満面まんめんみをかべているキミたちがすぐまええる

さあ 目指めざさきひかりくもがちぎれえたならば
えきれないほどのかずいたむねきよせて

しがらみなくごした少年時代しょうねんじだいなくひびわらごえ
無責任むせきにんえがいたゆめ過去かこ話今はなしいまじゃもう
りやまない頭痛ずつうのたねはふくらみ時間じかんなみにおびえ
場探ばさがひまさえなく刻一刻こくいっこくきざながれにゆられ
それでもぼくをそっとつつみむキミのぬくもりずっと
つづくのにとどくのにぼくまったきりでなにもせずに
それじゃはじまらないねむりのなかすくいはない
だからぼく自分じぶん意志いしある不思議ふしぎいま戸惑とまどうことなく

そう あのころならとおえたとり場所ばしょとどきそうで
いま体流からだながれるこの気高けだかあかやして

ときにはつめたい風強かぜつよきつけていても
そとにはかなしいあめふりつづいているとしても
やさしいとりこえがほらざめをさそっている
ぼくらはうごしてまたなにはじめるでしょう