文字サイズ
よみがな
はるひかり
つつまれたままで
一人ひとり いきをひそめ
いていた
さよならもえずに
はなれたあのひと面影おもかげ
何故なぜよみがえ
なにもして
あげられなかったのに
いつも見守みまもって
くれていたこと
つたえたかったのに
あなたはもうなに
こたえてくれない とおひと
ありがとうってったら
永遠えいえんにさよならになる
てしないこのたび
どこかでいつかおう

もっといろんなこと
はなしたかった
いつかかなうものと
おもっていた
やすらかな寝顔ねがお
そっとれたくちびるに
こぼれてゆく なみだ
さくらあめになる
ゆめいま にじをかけてく
あなたはそら
わたし一人ひとりにして

永遠えいえんのおやすみ
ささやいて見上みあげた
このまちそらあおくて
さくらあめ
ゆめいま にじえてく
あなたはそら
わたし一人残ひとりのこして
ありがとうってったら
永遠えいえんにさよならになる
てしないこのたび
どこかでいつかえる…