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ゆっくりとけるまで
きみきしめてた
なにもかもうしなうまで
気付きづかずに
やすらぎにおぼれてた
いたいさ…”
過去いぜん自分じぶんなら
苦痛くつうかおゆがませてた
いまならこのいたみにさえ
やさしさをおぼえる
永遠えいえんまぼろし
かれるより
ひとときでも
自由じゆうえら
つばさひろ
そらへはばたいて
かれるまえ太陽たいようになれ
かぜけ…そらみちびいて
きみのすべてを
うばわれるまえに

とお過去かこつづける
うつろげなきみがいる
いつまでも
うごかないのなら
かれればいい
べる このうで
つかめるなら
ひとりきりでも
きみはまだ微笑わらえる
黄砂こうさをあびて
そらがれ
つよかがや太陽たいようになれ
かぜれ…両手りょうてひろげて
きみのすべてを
こわされるまえに

(ふるえるきみ
だれのためにきるの?)
(「ミツケルタメ…」
奇跡すべてしんじて)
つばさひろ
そらへはばたいて
かれるまえ太陽たいようになれ
かぜけ…そらみちびいて
きみのすべてを
うばわれるまえに
黄砂こうさをあびて
そらがれ
つよかがや太陽たいようになれ
かぜれ…両手りょうてひろげて
きみのすべてを
れるために