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よみがな
そらほこたか
見慣みなれたまちあさはこんだ
かぜ木々きぎうた
あめはきれいな
はなかせた
みずたまりだけ
かがやいてる このみち
とりながれを
つめている

ひかりきるものを
わらぬあい
そだてるけれど
いまのこの自分じぶん
たしてなに
出来できるのだろう
おおきなうで素晴すばらしき
そう 世界せかい
かたつかんで
いかけてる
ねがいが いつか
かなうなら
このむね らす
よろこびのうた

ここにまれたこと
そっとめて
くれたでしょうか
つよとうといもの
この両手りょうてにも
めぐるでしょうか
くちせない まよいや
この いたみは
やがてうすれて
ゆくでしょうか
ねがいが いつか
かなうなら
このむね たす
やすらぎのうた

ふかやみ
おそれないように
このなか
あたためよう
いとしいひと
つつめるように
そのしあわせを
いのりながら